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初詣の思い出

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黄梅

子どもの頃は、毎年1月2日に家族で鎌倉の鶴岡八幡宮まで初詣に出かけた。
電車を乗り継いで、鎌倉駅で降りて
鳩サブレのお店、豊島屋をちょっとのぞいてから
ゆっくり小町通りを歩いて八幡宮へ向かう。
かなりの人出でなかなか前へ進めないので、ときどき記念撮影をしたりしながら
階段を上ってやっと本殿に着いて
お賽銭を投げてお祈りをして、振り返って海の方向を眺める。

破魔矢やお守りを買って、帰りは段葛を通って駅の方へ向かう。
その前に鎌倉彫のお店に入ることもあった。
段葛の道を歩いている途中で右手の小さな通りに入って
今はもうなくなってしまったらしい「杉の目」というお店でお昼の釜飯を食べる。
蓋を開けると、熱い湯気が立ち上って
火傷をしないようにご飯をよそって、ふーふーしながら食べて
外が寒いことなんて忘れてしまう。

食べ終わるとほっとしてもう動きたくなくなるけれど
「さあ、オーバーを着て」という声に促されて準備をして
また小町通りを通って駅に向かう。
途中でファミリアのお店のウィンドーにある熊のぬいぐるみがかわいくて
私と弟の分と二つ買ってもらったこともあったな。

それから、駅まで戻ってくると
行きにのぞいていた豊島屋で鳩サブレを買って、電車に乗って
またいくつか駅で乗り換えて、最寄りの駅に着くと
「あー、やっぱりここは空気がいいね~」とみんなで確認して
家まで歩いて帰る。

そんな1月2日。

31年前からは、この日が母の命日。

いろんな思い出を抱えて
父は晩年もよく初詣に鎌倉へ出かけていた。

手に破魔矢渚づたひに岬まで

きっと八幡宮から由比ヶ浜の方までゆっくりと歩いたときに詠んだ句だと思う。
父の句には、家族だけがわかる背景がたくさん見える。

1月2日は、いろんな思い出がぎゅーっと詰まった
お節料理のような日。
甘いの、辛いの、酸っぱいの・・・そしてまた
甘い味が食べたくなって、
甘いの、辛いの、酸っぱいの・・・その繰り返し。

ちゃんと大事に蓋をして、
また来年、そおっと開けることにしよう。

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いつの時代かしら??と首をかしげてしまうような写真。
昭和45年だと思うけれど
お向かいさんの垣根なんて時代劇に出てきそう。
羽子板で遊んだこともあったのでした。
首からかけているのは何だろう。
誰かからもらったお土産のレイか何かかな。

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2018年の1月2日は、下のマレ散歩をしながらのマレ詣。

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連日の雨で、小さい川は例年のように溢れています。

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この小さな洪水が何月にあるかはその年によりけり。
今年は年明けから溢れたわけです。

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冬のイタドリの姿もなかなかいいものです。

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川の色は土色。

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マレ仕事を始めるのはいつになるかな。

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木瓜とシンフォリカリュプス

この冬は、雨と風の多い冬です。


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Commented by kitaoni at 2018-01-03 23:35
鎌倉駅前のファミリアは2、3年前に閉店して後はカルディになりました。
小町通りも観光客を避けて暫く歩かないと新しい店が次々出来て知らない店が多くなりました。
echalotelleさんの幼少の頃の写真! 可愛いですね〜
45年の写真ですか? 45年にこのお年頃という事はお若い‼︎
Commented by echalotelles at 2018-01-04 01:10
♯ kitaoniさん、こんにちは♪

そのようですね。昨年だったか、どなたかのブログで読んで知りました。
長く続けているお店は少なくなってきたでしょうね。
昭和40年生まれなので、50代の始めですね。そう、まだ若いといえますね~(*‘∀‘)
でも、年上のお友だちの皆さんの方がずっと活動的です!
見習わなくっちゃ♪
Commented by mulde at 2018-01-07 08:35 x
大切な想い出。
本当に大切💕
私達も鎌倉八幡宮に初詣します。
無くなったファミリアの通り向かいの
井上蒲鉾店お二階でおでんを🍢食べたり
あの老舗シチュー店に入ったり。
娘は小町通りで大好きなクレープをパクパク。
でも、一昨年、八幡宮で手を合わせながら
娘は「一度もお願いは叶ってない」と小さく呟き
それ以来、行っていません。
親にとって大きな言葉でした。

想い出は、甘くも辛くもありですね。
大いに同感です。

Commented by maribabalondon at 2018-01-08 01:35
読んでいて、なにかジーンときました。
素直な文面、そして、ひとつひとつが思い出に溢れていて、
だから読んでいて感動できるのですね。

お写真、お二人とも可愛い。
貴重な写真ですね。



Commented by echalotelles at 2018-01-08 02:49
♯ muldeさん、こんにちは♪

どの神社にも歴史や物語がありますが、鎌倉八幡宮は、海の傍のあのシチュエーションだけでも、ちょっと他の神社とは違う何かがありますよね。
お嬢さんのお願いはどんなことだったのでしょうね。
きっと満たされてるからこそ、何気なく出た言葉なのでしょうね。
私は小さい頃から神社やお寺に行くと手を合わせることだけでなんだか精いっぱいというか
無心になってしまう感じで、具体的なお願いって特にしたことがないような気がします。多くの人と同じように家族の健康と幸せを願ったことは何度かあるけれどね。
でも、いつの日にか、八幡宮へのお参りの思い出はお嬢さんにとっても必ずいい思い出になりますね。
muldeさんにとっても、一昨年のことはちょっと酸っぱいいい思い出に変化していくんじゃないかしら♪
Commented by echalotelles at 2018-01-08 02:52
♯ maribabaさん、こんにちは♪

人生の荒波が、時とともに少しずつ浄化されて美しい思い出に変わっていくような気がします。
楽しい思い出は、生きる力になりますね。(*‘∀‘)
昔の写真、意外と色褪せないものですね~
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by echalotelles | 2018-01-02 23:58 | 書いておきたいこと・思い出 | Comments(6)

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